そもそも新品が以前より高い
開発コストの上昇
開発の長期化や携わる人の増加で単純に人件費が増えたことが価格の上昇の理由の一つではないかと思います。
ソフトが独自の記録媒体
歴代任天堂携帯機と同じくSwitchもカートリッジ式の記録媒体を利用しています。
ただ、PSVita等と比べてもゲーム一本あたりの使用容量が増えているものの、過去のカートリッジから大きくなっている訳でも無いので、カートリッジの製造コストが高くなっていることは想像に難くないです。
実際、容量によってパッケージ版の値段が上下することは公言されているようです。電子製品は一定上小さくすると値段が高くなりますし、同じ大きさなら高性能なほど値段が高くなりますもんね。
個人的にはVitaのようにDL版やセーブデータを保存する外部記録媒体まで独自規格じゃなくて良かったです。
値下げをしない
SONYハードのゲームはよく新価格を出して低価格を図ったりしますが、任天堂ハードのゲームはそういった傾向があまりありません。サードパーティやセカンドパーティーのゲームなら小売店が時々大きな値引きをしたりしてますが、任天堂製のゲームで大幅に安くなっているところは見たことがないです。
新品の値段以外の理由
需要面の理由では新品のパッケージ版やDL版より安いから、という理由が大半を占めると思います。対して供給面の理由はいくつか種類があると思ったので分けて考えていきます。
子供は中々ソフトを売らない(売れない)
これは個人的な考えですが、基本的に任天堂のハードウェアのターゲット層の多くを占めるのは小中学生の子どもたちだと思っています。
未成年者は親同伴でないと買い取ってくれないお店がほとんどで、メルカリといったインターネット上の取引でも高校生以上じゃないと利用が難しいので、自ずと子どもたちは買ったゲームを売らずにそのまま保持することになります。
ただ、年月を経るにつれてゲームを売る人が増えるという考え方もできるので、Switch世代後期では中古が今より増えると思います。
昨今の巣籠り需要による購入者は社会人が多いと思うので、本来よりは中古品が流通することが期待できます。(その分、中古品への需要も増えると思いますが・・・・・・)
長時間プレイできるゲームの増加
これはSwitchだけの話では無いですが、マルチプレイゲーム(特にPvP)やマリオメーカー2・マインクラフトといった終わりが無いゲームや100時間くらい楽しめるARPGゲームなど、長時間プレイできるゲームが増えています。
長時間プレイできるということは購入から手放すまでが長くなるので、以前より中古品が出回りにくくなります。
セールとカタログチケット
任天堂が販売しているファーストパーティとセカンドパーティーのゲームは「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」によってパッケージ版の需要が減っているのが、中古品の供給が少なくなる大きな要因だと思います。
選ぶ物によっては合計5,000円ほど値引きになるのが大きいですが、手放す時に現金化できないのと、大量にゲームを購入する場合は大容量のmicro SDカードが必要になるところがデメリットですね。
まとめ
調べてて、Nintendo Switchにおいて中古ソフトの値段が高い理由は売る人が少ない供給面の理由とやっぱり中古は安いから需要があるという需要面の理由があることがわかりました。
最近Switchのユーザー数が増えてるので数年後には中古が出回って安くなるかもしれません。
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