記憶が完全に薄れる前に、書き残そうと思った思い出。
夏になると思い出すのが初めてプレイしたオンラインゲーム。
厳密には買い切りゲームのオンライン接続だけど、不特定多数とのオンラインプレイは初めてでした。
そのゲームはMONSTER HUNTER G ……のWii版です。
発売は2009年。その中古品を2010年の夏に買いました。
当時はちょうどMHP2nd-Gが流行ってましたが、あまりお金のない家庭だった私はPSPを持っていませんでした。
そんな折、今では少なくなった中古ショップにて見つけたのがMH-G (Wii) でした。
ただ、『MH-Gじゃモンスターの種類が少ないしなー』なんて考えましたが結局、同梱のクラシックコントローラーに惹かれて購入しました。
購入して数日。モノブロスを狩猟できず、村クエ攻略を諦めた後。
そういえば一週間のオンライン無料権があったな、折角の夏休みだしやってみようとオンラインプレイしを試みることにしました。
これが私にとっての初オンラインプレイとなります。
オフライン(村クエ)では出て来ないモンスターに興奮
基本的に村クエが簡単 (ソロ専用) で集会所クエが難しい (マルチ推奨)、といった難易度設計のモンハンシリーズですが、MHRiseをプレイするまではMHWのせいで村クエの存在を忘れていました。
今では人数でモンスターの体力が調整されたりしているみたいですが、MHGじゃそんなのも無かったでしょう。
人目を一切気にしない子供だった私は、恐らく適当な集会所に入って、集会所なのにソロで受注してたのでしょう。
リオレイア亜種とリオレウス亜種、それにフルフルと戦った記憶があります。
古龍だとキリンとラオシャンロンと戦った記憶がありますが、ラオシャンロンはMHFの記憶かもしれません。
意味もわからず草を生やし散らかした1○歳の夏
MMOでいう全体チャット的なモノがMH-Gに存在しました。
実際には集会場に入っていないロビー的な場所に居る人だけが、チャットできる代物だった気がします。
そこで当時の私にとっては大人なお兄さんたちが、チャットしているのを眺めていると。
語尾に「w」を付けている人が多いこと。
意味がよくわからなかった私は、とりあえず「wwwwwwww」を連投しました。
今オンラインゲームでそんなことをしたら無視されるか、自治厨の気難しいおじさんに個別チャットにてお叱りを受けるかもしれませんが、当時は「どうしたwww」「何にツボったんwww」と困惑されつつも良い反応を得たことを覚えています。
たった一週間のオンラインプレイでしたが、当時はまだ知らない人とチャットする事に抵抗が無かったので、集会所内でもチャットでの交流がありました。
弟子の下剋上
ある日、数日に続けて遊ぶ事となるフレンドが出来ました。
名前も会話も全然覚えていませんが、私のことを師匠と呼んでくれていました。
なぜそう呼ばれていたかまでは思い出せませんが、何回かクエストへ一緒に行った覚えがあります。
昔の私は普段から1歳年上の友達とよく遊んでいた為か、上下関係に無頓着でした。
そのため恐らく当時は敬語をあまり使ってなかったので、敬語が放つ年下感が無かったのでしょう。
なのでその人から年齢を聞かれて答えた時、価値観の衝突が起きてしまったのです。
「え、お前年下かよ。これからは俺を師匠と呼べよ」
これ以降、その人と関わった記憶が無いので、どう対処したか完全には覚えていません。
多分、私が「ええ、なにそれ」的な感じだったので、それに呆れた向こうが去って行った気がします。
「もう師匠とは呼ばないわ」程度だったら別にいいよって返してたと思いますが、敬えっていうことに子供ながら違和感を抱いていたのでしょう。
ネット上では年齢や性別を不用意に言わない様にね(´・ω・`)
「また明日」と約束して二度と会えなかった悲しみ
弟子とはまた別の、恐らく同年代のプレイヤーとの記憶。
この記憶も薄々に薄れていますが、集会所内で質問されて初めてお話をした風に覚えています。
質問内容は「モンスターの体液はどうやって手に入れるの?」「どうやって虫を剥ぎ取るの?」的ニュアンスでした。
モンハンの甲虫種は死亡するときに殴られた衝撃でバラバラに砕けてしまう事が多いです。
そうすると遺骸が無くなるので、剥ぎ取りが出来なくなってしまいます。確か最新作でも甲虫種は砕けますよね。
当時から裏技や小技が大好きだった私は、知識だけはありました。
なので私は「毒けむり玉を使えば虫を剥ぎ取れるし、モンスターの体液も簡単に手に入るよ」と答えました。
なんやかんや話していると、良くわからないなら一緒にクエ行って実演してやるよ、と私は提案しました。
そうすると「今日は時間が無いから、明日やろう」という話になりました。
そして翌日。
私は昨日に引き続きMHGを起動し、オンラインプレイに入って待ちました。
しかし、一向に体液欲しいマンは来ず。
……痺れを切らした私は、独りで淡々と毒けむり玉で虫を毒殺していました。
待ち合わせの方法やゲーム内でのコミュニケーションの取り方は覚えていませんが、弟子さんとは日を跨いで遊んでいたので、フレンド機能的なのはあったと思います。
体液、集められたのかなあ……
おまけ
イャンクックに対する殺意がすごい。
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