MOLEK-SYNTEZ メインパズル No.31 – No.34 攻略

Molek-Syntez
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MOLEK-SYNTEZのメインパズル No.31 – No.34 の攻略です。

Opus Magnumの攻略では途中まで各評価要素の最適化にチャレンジしてましたが、MOLEK-SYNTEZはZachtronicsのゲームの中でも難易度がやや高めなので、とりあえず通常の攻略だけ載せていきます。

(No.35 – No.36 はミニゲームとメニュー切り替えに専有されています)

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SERTRALINE

日本語セルトラリン
英語SERTRALINE
化学式C17H17Cl2N
効力種別抗うつ剤 (ANTIDEPRESSANT)

終盤の問題なだけあって単純に複雑になってきました。

あまり弄らなくていい入力物質を選定して、そのパーツ同士を繋ぎ合わせていく。繋ぎ合わせるときの工数が大き過ぎる場合は入力物質の選定をやり直すといった感じになってきます。


備考

セルトラリンはここ30年ほどで用いられ始めた抗うつ薬の一つです。作用の仕方から選択的セロトニン再取り込み阻害薬(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor, SSRI)の一種に分類されています。

抗うつ薬には自殺企図などの自害行為が副作用で出てしまうモノも存在しますが、この薬には他害行為の副作用も見られているため、恐らくは他の抗うつ薬よりも慎重に処方を取り決めていると思います。

PROPRANOLOL

日本語プロプラノロール
英語PROPRANOLOL
化学式C16H21NO2
効力種別β遮断剤 (BETA BLOCKER)

前の問題と複雑度はあまり変わりませんが、ナフタレン部分(∞の形)の作成の際に二重結合の位置を考えないといけない所と、盤面が割と窮屈なので水素の操作と分子の移動がやや面倒な点に注意です。


備考

プロプラノロールはアドレナリン作動性効果遮断薬の一つで、主に高血圧や心筋梗塞などの心血管系の疾病へ用いられています。

鏡像異性体があるものの、分子を2Dで捉えているこのゲームでは違いがわかりません。鏡像異性体があるってことは (R)-(+)-Propranolol と (S)-(-)-Propranolol, どっち使ってるの?って思う方も居るかもしれませんが、光学異性体の分離は行われずにラセミ体のまま医薬品として用いられているみたいです。

DIMETHYLTHIAMBUTENE

日本語ジメチルチアンブテン
英語DIMETHYLTHIAMBUTENE (DMTB)
化学式C14H17NS2
効力種別オピオイド鎮痛剤 (OPIOID)

個人的に一番難しかった問題です。

入力物質では分離の面倒な硫酸にしか含まれない硫黄を2つも使い、狭い範囲で複数の結合を行ったりと忙しいです。


備考

ジメチルチアンブテンはオピオイド鎮痛薬の一種で麻薬及び向精神薬取締法において麻薬として指定されています。

日本語での情報は少ないのですが、「日本の獣医学で最も用いられる」という情報が英語版ウィキペディアに載っていました。開発されたのはイギリスで1940年代後半という点も含めて、なぜ日本の獣医学でよく用いられているのかイマイチネット上の情報だけでは判らない化学物質です。

DIAZEPAM

日本語ジアゼパム
英語DIAZEPAM
化学式C16H13ClN2O
効力種別抗不安剤 (ANXIOLYTIC)

メインパズル最後の問題です。

とはいえ見た目の割には簡単でした。窒素の結合タイミングの見極めもそこまで難しくありません。


備考

ジアゼパムは主に抗不安薬や抗痙攣薬、催眠鎮静薬として用いられる化合物です。

健忘・攻撃性の増加・てんかん患者における発作の悪化・催鬱性・依存性などの(特に高用量使用で)多様な副作用があるにもかかわらず、世界保健機関で必須医薬品の一覧に加えられているのを鑑みるに有効性や利便性の高い医薬品なのだと思います。


(※入力物質はQやEで回転させて配置させる事ができますが。その方法を知らない状態で解いています)

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