Steamには多くのパズルゲームがありますが、今回はアドベンチャー要素(ストーリーとかアクション)があるパズルゲームを中心に紹介したいと思います。
一人称視点のゲームが多いですが、ごく一部例外があります。
Portal シリーズ
日本語対応 (全作)
Portalシリーズは、Steamを運営するValve社が開発した一人称視点パズルゲームです。
特殊な塗料が塗られた面にブルーとオレンジのテレポートポータルを生成し、空間を行き来してパズルギミックを攻略するゲーム性だけでなく、NPCのキャラが立っている点も面白い部分です。
1と2では大きな操作面の違いがないので、1をプレイして気に入ったら2もぜひプレイしてみるといいでしょう。
そう言いつつ、1と2のセットがセール時で300円ほどになるのでまとめて買ってもいいかもしれません。
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The Talos Principle
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日本語対応
ブロック、ボタン、レーザー中継機とレーザースイッチ、風力がめちゃくちゃ強い扇風機、行動を録画して分身を呼び出すレコーダー、といったギミックを駆使してパズルを解いていく一人称視点パズルゲームです。
Portalシリーズに操作感や雰囲気が似ていますが、異なる点としては一本道型ではなくステージ型という点と、”大規模”なパズルが存在する点です。Portal シリーズを楽しめた方ならぜひ。
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Q.U.B.E. 2
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日本語未対応
こちらもPortalシリーズに似た一人称視点のパズルゲーム。ゲームタイトルの文字通りキューブを駆使してパズルを解いていきます。
パズルギミックではPortalシリーズのコンパニオンキューブを使ったギミックに似た解き方も有り、Portalシリーズをパkオマージュ?リスペクト?しているように感じられます。(主人公が女性って点も同じ)
ただ、アクション要素はPortalシリーズよりは多くないのでPortalシリーズのアクションが苦手だった人でも楽しめると思います。
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The Witness
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日本語対応
フィールドを回ってパズルを解いていく探索型のパズルゲームです。アクション性はほぼなく、平面のパズルも多いです。
独特なパズル形式が多く、IQというか想像・関連付け能力がそれなりに必要で、難易度は高めな印象でした。
最近のインディーゲームにありがちなローポリ&シンプルテクスチャな雰囲気が好きな方にはウォーキングシミュレーターとしても楽しめるかもしれません。
Antichamber
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日本語未対応
またまたPortal風味な一人称視点パズルゲーム。
ただ、このゲームはパズル要素だけでなく、視覚的要素に特徴があります。
ペンローズの三角形などの不可能図形が描かれたアイコンから示唆されるように、このゲームではまるで騙し絵や錯視のような”おかしい”空間の繋がり方や表現を楽しめます。
Supraland
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日本語対応
Supralandは探索型でストーリーのあるパズルアドベンチャーゲームです。また、今回紹介する一人称視点のパズルゲームの中では唯一、戦闘要素のあるパズルゲームでもあります。
開発はメトロイド+ゼルダの伝説+PortalをリスペクトしたとありましたがPortal要素が強く、そこにメトロイドとゼルダの探索性と戦闘を追加した感じですかね。
戦闘は味付け程度の要素ですが、パズルは少々難しいところもあって楽しめました。
ストーリーを進めていくインディーゲームの中では20時間以上遊べる、とそれなりにボリュームもあるのでおすすめです。
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Youropa
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日本語対応
道を見つけていくパスファインダー的な探索型のパズルゲームです。
プレイヤーキャラには足に吸盤がついていて、面が続いていれば逆さまでも歩いていけます。ただし、地面以外の壁や天井にある段差は重力に引かれて落ちていくのでマリオギャラクシーのようには行きません。そこもパズル要素となっています。
プレイヤーが自キャラに施したペイントがHPとなり、ダメージを受けるとペイントが剥げていくのがちょっと面白い。
ちなみに、起動時にエラーが出る場合は以下の記事を参考にしてみてください。
Lightmatter
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日本語対応
Lightmatterは一人称視点のパズルゲームで、「光」がテーマとなっています。レーザー中継機が出てくるのでPortalシリーズよりはThe Talos Principleに似ています。
特殊な物質であるLightmatterは光が当たっていないとモノを飲み込む死の影となるので、光を照らして渡っていくという点が特徴的です。
Trine シリーズ
日本語対応 (3・4) 1・2は有志日本語化有り
Trineシリーズは3D描画の2Dパズルアクションゲームです。三人の主人公を繰りながら戦闘とパズルをこなしていくのが特徴です。
Trine 1と2、特に2はボリューム大きめで全体的に良作となっていますが、Trine 3は奥行き移動も追加されたものの、あまり活かされずにむしろ見えない穴に落ちやすいために賛否両論で、Trine 4は戦闘面が薄めです。また、3・4はボリュームが少なめです。
1・2は名作とも言えるレベルで良作なので手にとって見ると良いかもしれません。4もパズル要素は順当な出来なので、戦闘要素が薄くても問題なければ触ってみると良いと思います。
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The Room シリーズ
日本語未対応 1だけ有志日本語化有り
The Roomシリーズはマウスクリックで進めていくパズルゲームです。
安価でプレイ時間も数時間程度ですが、独特な雰囲気と演出で意外と楽しめます。
パズルの難易度は低すぎず高すぎずといった具合ですが、ゲーム内でヒントを見れるので積むことは中々ないと思います。英語だけど。
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