MOLEK-SYNTEZ メインパズル No.7 – No.12 攻略

Molek-Syntez
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MOLEK-SYNTEZのメインパズル No.7 – No.12 の攻略です。

Opus Magnumの攻略では途中まで各評価要素の最適化にチャレンジしてましたが、MOLEK-SYNTEZはZachtronicsのゲームの中でも難易度がやや高めなので、とりあえず通常の攻略だけ載せていきます。

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CHLOROFORM

日本語トリクロロメタン(クロロホルム)
英語TRICHLOROMETHANE (CHLOROFORM)
化学式CHCl3
効力種別麻酔剤 (ANESTHETIC)

一見単純そうに見えますが、操作の順序によってはCl同士やClとOが結合してしまう可能性があるので注意が必要です。


備考

トリクロロメタンは通称クロロホルムとも呼ばれる化学物質です。

一昔前では青酸カリ並みにサスペンスフィクションで出てくる麻酔薬だったので名前は知っている人も多かと思います。実際にはフィクションのようにハンカチに染み込ませられる程度の量では人を昏倒させられませんし、毒性が強いので沢山吸わせすぎると死にます。

前世紀初頭前半までは一般的な吸入麻酔薬として使われてきたものの、最近では工業用途で使われることが多いそうです。

DIMETHYL SULFOXIDE

日本語ジメチルスルホキシド
英語DIMETHYL SULFOXIDE (DMSO)
化学式C2H6OS
示性式(CH3)2SO
効力種別経皮吸収剤 (TRANSDERMAL AGENT)

メインパズルでは硫黄原子を含む入力物質が硫酸のみなので、一々硫黄を取り出す操作が付いて回ります。また、硫黄は最大結合数が8なので意図しない原子が付かないようにするように解く必要があります。


備考

ジメチルスルホキシド(略称、DMSO)は有機溶媒や酸化剤として使用される化学物質です。

DMSOそのものは毒性が低いですが、皮膚に浸透しやすいためにDMSOへ毒物を溶かして塗りつけた暗殺があったそうです。

また、可燃性の液体であるために消防法で危険物第4類に指定されています。

TRANYLCYPROMINE

日本語トラニルシプロミン
英語TRANYLCYPROMINE
化学式C9H11N
効力種別抗うつ剤 (ANTIDEPRESSANT)

炭素を弄る時に二重結合が出来ないように注意する必要がありますが、直近の問題の中では簡単な部類です。


備考

トラニルシプロミンはアンフェタミンの類似体であり、鬱病の二次治療薬として用いられる事がある化学物質です。

日本語の情報が少ないため、日本ではあまり用いられない可能性があります。

ASPIRIN

日本語アセチルサリチル酸(アスピリン)
英語ACETYLSALICYLIC ACID (ASPIRIN)
化学式C9H8O4
効力種別鎮痛剤 (ANALGESIC)

砲台の操作よりは入力物質の選定が重要な問題です。


備考

アセチルサリチル酸は通称アスピリンと呼ばれる化学物質で、主に頭痛治療薬として広く用いられています。

アメリカ合衆国では疾患がないのにも関わらず日常的に飲む人ヤク中が多く、アメリカでの薬の副作用被害の1/4がアセチルサリチル酸によるものであるという言及もあります。

DAPSONE

日本語ジアミノジフェニルスルホン
英語DIAMINODIPHENYL SULFONE (DAPSONE)
化学式C12H12N2O2S
効力種別抗生物質 (ANTIBIOTIC)

この問題も入力物質の選定をした後はそこまで難しくありません。点対称な形をしているので、入力物質(モジュール数)を減らしやすいと思います。


備考

ジアフェニルスルホンは抗菌剤・免疫抑制剤の一つであり、欧米ではDAPSONEと呼ばれます。

一部の皮膚疾患やハンセン病などに使用されるようです。

PROPOFOL

日本語2,6-ジイソプロピルフェノール(プロポフォール)
英語2,6-DIISOPROPYLPHENOL (PROPOFOL)
化学式C12H18O
効力種別麻酔剤 (ANESTHETIC)

派手な見た目のわりに簡単な問題です。

(※入力物質はQやEで回転させて配置させる事ができますが。その方法を知らない状態で解いています)


備考

2,6-ジイソプロピルフェノールはプロポフォールという名で知られた化学物質です。

主に全身麻酔や鎮静剤として用いられています。アメリカ合衆国では乱用が横行している(していた?)ようで、かのマイケル・ジャクソンもプロポフォールの過剰摂取による副作用が原因で亡くなっています。

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